★二弁 e ニュース257号[2005/9/1]★
------------------------------------------------------------
【理事者室だより】
副会長フーフー日記・北欧編(副会長 伊東 卓)
------------------------------------------------------------
8月20日から27日までの8日間、体調不良の岡本副会長のピンチヒッターで、代理担当副会長として互助会旅行に行ってきました。いずれ二弁フロンティア誌上で互助会から詳しいご報告があるかと思いますが、取り急ぎ速報版にてご報告します。ただし、自分中心のため内容に偏りがありますが、ご勘弁下さい。
 |
●8月20日(土)
午前9時45分に成田空港に集合して結団式。日弁連の仕事で同じ日にカンボジアに旅立つ高木会長が見送りの挨拶に来てくれた。でも、会長、もしかして、本当はカンボジアよりみんなと一緒に北欧に行きたかったのでは?
時間がないといいながら、出発間際に互助会の川崎委員長と鮨をつまみにちょっと一杯。朝倉副会長から北欧では酒類が滅茶苦茶高価だと聞いていたので、搭乗前に免税店でバーボン1本を購入。そんなこんなしていたら、搭乗手続ギリギリに飛行機に駆け込むことになってしまった。が、ともかくも、互助会旅行の一行を乗せたスカンジナビア航空機は何とか無事に成田を離陸、一路コペンハーゲンを目指す。
11時間30分のフライトの後、コペンハーゲンに到着。現地時間で午後4時30分ころ。北欧の気候風土は北海道に似ていると聞いていたが、そのとおりだ。当日は気温が25度くらいあって結構暑かったが、それでも真夏の日本に比べたら快適そのもの。
ホテルに着いてから、添乗員の手を借りて持参のノートパソコンをインターネットに接続。すると、出てくる画面は日本にいるときとまったく同じ。当たり前だが、こんなに遠い国にいるのにインターネットは偉大だ!と妙に感心。
その後、オプショナルツアー(以下「OP」)の安心夕食プランに参加。ホテル近くのレストランで舌平目をメインにしたデンマーク料理をいただく。まずまず美味。なかなか暮れない日差しの下で食事をしながら、参加者とおしゃべり。互助会旅行に行くと、弁護士会館では普段お会いしない会員とも親しく話ができる。普段よくお目にかかっている会員も、旅行ではご家族と一緒なのでいつもと別の顔を拝見できる。面白い。早速互助会旅行を堪能する。午後9時を過ぎてホテルに戻るころ、やっと夕暮れになってきた。今日は長かった。あっという間に就寝。
 |
●8月21日(日)
この日はOPのゴルフに参加。朝7時30分にホテルを出発。好天の中、コペンハーゲンの街並みを30分ほど眺めながら、ゴルフ場に向かう。コペンハーゲンには高低差はほとんどない。従って、コースは超フラット。これは楽勝かと思いきや、深いブッシュと池に悩まされ、スコアはぼろぼろ。やっとラウンドを終えて、昼食。余り期待していなかったが、意外や意外、この食事がすこぶるおいしかった。デンマーク料理の豚肉のローストがメインで、しっかりデザートのケーキまで出たが、ジャガイモを食べ過ぎたため完食ならず。残念。
夕食は、ゴルフ参加者を中心に、コペンハーゲン市内の運河沿いにある落ち着いた雰囲気のレストランに出向き、魚料理とワインをいただく。魚(鮭)も、パンも、ワインもおいしくて、また満腹。帰りは、ホテルまでぶらぶらと市内の目抜き通りを散歩して、腹ごなしに努める。ああ、苦しい。
●8月22日(月)
当地はハム、チーズ、パンがおいしい。個人的にはレバーペーストがお気に入り。せっかく朝食は軽くしようと心に誓ったのに、朝からつい食が進む。
朝7時30分にホテルを出発し、コペンハーゲン空港から空路ノルウェーのベルゲンに向かう。ベルゲンは古くから栄えた港町だ。到着後、OPの市内観光に参加。ベルゲン出身の音楽家、グリーグが半生を過ごした家を訪ねる。そこから港に面する老舗レストランに移動し昼食。メニューはフィッシュスープと小海老のサンドイッチ。このスープは濃厚な味でなかなか美味。ビールで乾杯したが、グラス1杯で約1000円はやはり高い。街に出たときに現地の人たちの様子を見ると、気のせいか1杯のビールをなめるように時間をかけて飲んでいるように見えた。でも、ビールはぐいっと飲みたい。そのほうがおいしいから。
昼食後、港に面して立ち並ぶ木造の家ブリッゲンを巡る。漁業で栄えた昔が偲ばれる。午後から雨模様となり、長袖でないと寒い。日本の猛暑とはえらい違いだ。
夜は、拡大互助会委員会と称して、現委員と元委員を中心に食事会。私もだいぶ前だが旅行部会長だったことがあるので誘ってもらい、皆と一緒にワインと魚料理(鱈)をいただく。次回の旅行先などで話が盛り上がり、今日も満腹。ホテルに帰り胃薬を飲むが、連日の服用で持参した分をたちまち使い果たした。随行の安田医師に胃薬を分けてもらう。
 |
●8月23日(火)
この日はこの旅行のハイライト、フィヨルドクルーズだ。朝7時30分にバスでホテルを出発。途中、深い谷のてっぺんから谷を見下ろすポイントに立ち寄ったが、雄大な景色に圧倒される。さらに山の中をバスで走っていると、なぜか唐突に海に出る。ここからフェリーに乗っていよいよフィヨルドクルーズへ。雲の多い天気だったがなんとか雨は上がり、壮大な景色を楽しむ。1000メートル級の山の絶壁からいきなり海になるのだが、途中の僅かな土地にも家が建っている。どうやって暮らしているのか、とても不思議。
約2時間の船旅の後、昼食。バイキングだったが、今日は軽く済ますつもりで鮭とチーズと野菜を少しだけ。でも、どうしても気になってチョコレートムースを一口。チョコレートソースが美味。
その後登山鉄道に乗ってフィヨルドを下から上に登る。景色が最高。いい眺めを求めて、あっちの窓からこっちの窓へと大忙し。途中、大きな滝が目の前に迫るポイントで下車。滝の岩陰や古城から妖精らしき女性が姿を現すという、摩訶不思議な演出があったが、参加者には大ウケ。最後は特急列車に乗ってベルゲンに戻った。丸一日の旅程だったが、皆さん満足げな表情だった。
●8月24日(水)
この日はベルゲンからオスロ経由でスウェーデンの首都ストックホルムに移動。ストックホルムは快晴。古い建物が建ち並ぶ景観の素晴らしい街だ。OPの市内観光に参加。水の都の湖に浮かぶ船のレストランで昼食。メインは例の豚のロースト。美味しかったのでまた食べてしまった。ストックホルム市庁舎、旧市街などを巡り、市内を一望する展望台にある屋台で井元元会長にソフトクリームをご馳走になる。でっかくて、とてもクリーミー。
夕食は、多くの方がノーベルディナーに参加し、メインの子鹿のローストを賞味した。私はこれには参加せず、市内の日本食レストランへ。食事は思ったより美味しいのだが、いかんせんヘビーかつ似たような味が続くので、どうしても違うものが食べたくなる。同じような思いの会員が同店に何人か訪れた。料理が出るまで随分と待たされ、八海山を飲み続ける。ようやく出てきたのは焼き鳥とか寿司とかのたわいもないメニューだったが、妙に旨かった。また、胃薬の世話になる。
●8月25日(木)
午前中、スウェーデン行政最高裁判所を訪問。庁舎は貴族が使っていた古い建物で、日本で言えば関ヶ原の合戦のころの品物が、あちらこちらに無造作に展示してあることに驚く。ルネ・ラヴィン長官が庁舎内を案内してくれた。長官はその後の質疑応答にも懇切丁寧に応対し、行政裁判所の仕組み等を話してくれた。お世話になりました。感謝!
ホテルに戻ってから、単身で土産物を探しに市内をぶらぶら。帰りにセブンイレブンで缶ビールとサンドイッチを買って、かるーく昼食を済ませる。
夕方からはフェアウェルパーティー。いよいよこの旅も最終盤を迎える。パーティーが行われたのは郊外の森の中のレストラン。シャンパンとフォークダンスがお出迎え。旅の思い出を胸に、参加者は思い思いにドレスアップ。もちろん着物姿もありました。ラヴィン長官にも参加してもらって、パーティーは次第に盛り上がる。私のメインはトナカイの料理。鯨みたいで意外に美味だった。快い満足感に包まれてホテルに帰還。明日はもう帰国の途につく。胃薬を飲んだ後、夜中のホテルで荷物作りに精を出す。
●8月26日(金)
ホテルをチェックアウト後、ストックホルムを飛び立ち、コペンハーゲンへ。お土産をあわただしく買い込み、成田行のスカンジナビア航空機に搭乗。2回の機内食も完食。もう旅も終わり、また日本の現実に戻らないといけないのかと思うと、とても寂しくなった。代理とはいえ理事者として旅行に参加したのに、心底旅行を楽しんでしまった自分を改めて発見する。
●8月27日(土)
日本時間午前9時30分ころ、成田着。大したケガ病気事故もなく全員無事帰国することができたのは、なによりだ。でも、身にまとわりつくような蒸し暑い空気、聞き慣れた日本語の会話。旅が終わってしまったことを実感する。すっかり会務を休んでしまった。また来週から理事者室に復帰だ。来る理事者会に一抹の不安を覚えつつ、帰宅の道を急ぐ。あー、ラーメン食べたい! |